伊エネルの7-9月:43%減益、国内需要落ち込む-売上高は7.8%増

イタリアの電力最大手、エネルが 4日発表した2009年7-9月(第3四半期)決算は前年同期比43% 減益となった。国内で電力需要が低迷したことに加え、前年に税制面 で恩恵を受けた反動が出た。

純利益は11億9000万ユーロと前年同期の20億7000万ユーロを 下回った。ただ、ブルームバーグ・ニュースが4人のアナリストを対 象のまとめた調査の予想中央値(11億ユーロ)は上回った。

フルビオ・コンティ最高経営責任者(CEO)は発表文で、「電力 需要の全般的な落ち込みにもかかわらず、1-9月期の経営状況に改 善が見られることは、当社グループの底堅さを裏付けている」と指摘 した。

売上高は前年同期比7.8%増の172億ユーロ。国内市場は不振だ ったものの、海外市場での販売の伸びが寄与した。イタリア銀行(中 央銀行)は先月15日に、同国経済は恐らく7-9月期まで第二次大戦 後最悪のリセッション(景気後退)が続くとの見通しを示している。

EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は前 年同期比16%増の45億ユーロと、ブルームバーグ・ニュースがアナ リスト7人を対象に行った調査の予想中央値(41億ユーロ)を上回っ た。

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