NZドル:対米ドルで下落、失業率上昇で-豪ドル上昇、FOMC受け

5日の外国為替市場では、ニュー ジーランド(NZ)の2009年7-9月(第3四半期)失業率が過去9 年余りで最も高くなり、これに伴い利上げ観測が後退したのを受けて、 NZドルが米ドルに対して若干下落。一方、豪ドルは、米連邦準備制 度理事会(FRB)が3、4両日に開いた連邦公開市場委員会(FO MC)会合後の声明で、政策金利を低水準に維持すると示唆したこと に反応して上昇した。

FOMCが長期にわたって政策金利をゼロに近い水準に維持する 方針をあらためて示したことで、高利回り資産に対する需要が刺激さ れ、豪ドルは今週の最高値に接近した。NZ統計局はこの日、7-9 月期の失業率が2000年1-3月(第1四半期)以来で最も高い6.5% に上昇したと発表した。

ニュージーランド銀行の為替ストラテジスト、マイク・ジョーン ズ氏はNZの失業率について、「本当に悪い数字で、市場やNZ準備 銀行(RBNZ、中央銀行)が織り込んでいた水準よりもひどかった。 NZドルの下落を正当化するのは確かだ」と説明。「この数字は、中 銀が引き締めサイクルを前進させる根拠にはならない」と述べた。

NZドルはウェリントン時間午前11時8分(日本時間午前7時8 分)現在、1NZドル=0.7242米ドルと、失業率統計発表前の0.7260 米ドルから下落。前日のニューヨーク時間は0.7242米ドルだった。対 円では1NZドル=65円73銭で取引されている。

豪ドルは1豪ドル=0.9105米ドルと、前日の0.9099米ドルから 上昇。対円では1豪ドル=82円64銭と0.1%上げている。

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