トヨタのリコール文書は「正確性を欠く」、床マット問題で-米当局

米道路交通安全局(NHTS A)は4日、トヨタ自動車の一部車種で床マットが所定の位置からず れてアクセルペダルが引っ掛かる恐れがある問題で、安全面での欠陥 はないと当局が判断したと記したトヨタの発表文書は「不正確」との 見解を示した。

トヨタは11月2日の発表文書で、「運転席側の床マットが車両 に適合し、適切に固定されている自動車に欠陥はない」とNHTSA が判断したと記述した。これに対しNHTSAはウェブサイトで、ト ヨタの文書は「正確性を欠き誤解を招く」と指摘している。

トヨタは9月、「トヨタ」と「レクサス」の一部モデルで床マッ トがずれてアクセルペダルの操作に支障が出る恐れがあるとして、同 社としては米史上最大規模となる380万台のリコール(回収・無償 修理)計画を発表した。

NHTSAは「今回の改善措置では、床マットがアクセルペダル に引っ掛かる恐れがあるという、アクセルと床パネルのデザインに関 係する潜在的な欠陥を修正することにはならない」と指摘した。

トヨタの米自動車販売部門の広報担当、ジョン・ハンソン氏は 「誤解を与えたり不正確な情報を提供する意図は当社には決してなか った」と強調した上で、「トヨタは床マットの取り外しは暫定的な措 置であり、一段の措置が必要だとのNHTSAの見解に同意している。 適切な改善に向けて引き続き協議している」と述べた。

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