米プルデンシャルの7-9月期:利益は約2年ぶり高水準

米生保2位のプルデンシャル・ ファイナンシャルが4日発表した2009年7-9月(第3四半期) 決算は、過去2年余りで最高益となった。相場の回復が投資利益の 改善に寄与した。同社は09年通期見通しを上方修正した。

同社の発表資料によれば、7-9月期の純損益は10億8000 万ドルの黒字となった。前年同期は1億7600万ドルの赤字だった。 一部項目を除いた1株利益は1.59ドルとなり、ブルームバーグが まとめたアナリスト16人の予想平均(1.33ドル)を上回った。

生保各社は昨年、保険契約や変額年金を支える株式や債券の値 下がりにより、業界全体で520億ドルの損失を出したが、今年は 黒字転換を果たしている。競合するハートフォード・ファイナンシ ャル・サービシズ・グループやリンカーン・ナショナルが事業を縮 小するなか、ジョン・ストラングフェルド最高経営責任者(CEO) は政府救済を受けず、事業拡大に向け民間投資家からの資金調達を 図った。

ジェニー・モンゴメリー・スコットのアナリスト、ポール・ハ ワード氏は「プルデンシャルは今後も順調に進むはずだ」と指摘。 「リンカーンやハートフォードと比べて、プルデンシャルはブラン ド名の維持がうまく行ったことは確かだ」と説明した。

プルデンシャルの株価は時間外取引のニューヨーク時間4日 午後4時40分(日本時間5日午前6時40分)時点で、45セント (1%)安の46.56ドル。年初来では54%上げている。

同社はまた、09年通期の1株利益を5.40-5.60ドルと予想。 8月時点の見通しは5-5.20ドルだった。

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