欧州株:反発、ソシエテやM&Sの決算を好感-自動車株も高い

欧州株式相場は反発。ソシエ テ・ジェネラルやマークス・アンド・スペンサー・グループ(M& S)などの企業決算がアナリスト予想を上回ったため、買いが優勢に なった。日産自動車の業績見通しを好感し、自動車株も高い。

フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルは4.6%上昇。同行の7- 9月(第3四半期)利益は2倍増加した。英小売りのM&Sは6%の 大幅高。英消費者信頼感が1年半ぶり高水準でとどまったことも買い につながった。仏自動車メーカーのルノーを中心に自動車株が上昇。 日産自が2010年3月期の損失予想を上方修正したことがきっかけ。

ダウ欧州600指数は前日比1.8%高の239.13で引けた。前日 は10月2日以来の安値だった。企業業績や景気の見通しと比較する と、ここ8カ月の上昇が行き過ぎとの見方から、年初来高値を付けた 10月19日の水準から4.1%下げた。ただ、3月以来の水準からは 依然として51%上げている。

VZ・ベルムーゲンシェントラム(チューリヒ)のロルフ・ビラ ンド最高投資責任者(CIO)は「決算データは状況が改善しつつあ ることを裏付けている」と指摘し、「次の決算期にさらに改善するか どうかが大きな課題だ。現時点では、実際のところどちらにも振れる 可能性がある」と付け加えた。

4日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が上昇。ダ ウ・ユーロ50種指数は前日比1.9%高、ダウ・欧州50種指数は

1.3%上げた。

ネクスト上昇

英衣料小売りのネクストは5.6%上げた。7-9月期売上高が予 想を上回り、同社が年末商戦の業績見通しを引き上げたことが買い材 料となった。

ルノーは4.1%上昇。ダウ欧州600指数の自動車銘柄は3.1% 高と、19産業別グループの中で3番目に大きな伸びとなった。

ブルームバーグがまとめたデータによると、10月7日以降に決 算を発表したダウ欧州600指数構成企業174社のうち60%の企業の 業績がアナリスト予想を上回った。

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