政府保証MBSの価値は下落へ、FRBの購入終了で-ホイットニー氏

メレディス・ホイットニー・ア ドバイザリー・グループを率いるメレディス・ホイットニー氏は、米 連邦準備制度理事会(FRB)が1兆2500億ドル規模の住宅ローン 担保証券(MBS)買い取りプログラム終了に向け準備を整える中、 米大手銀行は政府が保証するMBSの価値下落に直面する可能性 があると指摘した。

ホイットニー氏は3日付投資家向けリポートで、バンク・オブ・ アメリカ(BOA)、JPモルガン・チェース、シティグループ、ウ ェルズ・ファーゴの4行による政府機関発行のMBS保有額が、09年 4-6月(第2四半期)には08年7-9月(第3四半期)に比べ 44%増加したと記述した。増加の背景には、FRBが住宅ローン金利 の低位維持や住宅市場のてこ入れを目指してファニーメイ(連邦住宅 抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)、ジニーメイ (連邦政府抵当金庫)が保証する住宅ローン証券の購入を開始したこ とがある。

同リポートでは、「MBS市場でFRBの代わりとなる買い手が いるのか不透明だ」と指摘。「FRBが同買い取りプログラムを段階 的であろうと突然であろうと終了すれば、MBSの価格は大幅に下落 し、利回りは急上昇するという事実は明らかだ。この場合、銀行は保 有するMBSの評価損計上を迫られ、住宅ローンを取得しようとする 消費者にとってははるかに高くつくことになる」と述べた。

原題:Banks May Face Decline on U.S.-Backed

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