ロジャーズ氏:ルービニ教授に反論、「金と新興株はバブルではない」

著名投資家のジム・ロジャーズ 氏は4日、金と新興市場の株価はバブルの危険性があると指摘した米 ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授の見 解は間違っていると語った。ロジャーズ氏は1999年に始まった商品 相場の上昇を予想して的中させた。

投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)の会長 を務めるロジャーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで、多くの商品相場は最高値から下げており、株式相場は暴落の瀬 戸際にはないと指摘。金相場は今後10年に2倍となり、少なくとも1 オンス=2000ドルに上昇すると予想した。

ルービニ教授は10月27日、ドルで資金を調達して運用する投資 が「巨大な」資産バブルを作り出していると主張した。同教授は2006 年の時点で金融危機を警告していた。

ロジャーズ氏は金を買い増す可能性はあるとしながらも、株式は 現在購入していないことを明らかにした。

さらに、中国株や砂糖、銀、コーヒー、綿花の各相場が高値から 少なくとも50%下げている点を挙げ、ルービニ教授の見解に異を唱え た。

今年の上昇はバブルを示唆しているかと問われると、「今年 100%上昇しても、高値から70%下げていれば、バブルとは呼ばない。 バブルではなく、相場にとって良い年で、すばらしい年だ。今年は相 場が高過ぎるかもしれないが、バブルではない」と話した。

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