SJI:中国・聯想グループ2社が4割出資、59億円調達

ジャスダック上場のシステム開発 会社SJIは4日、中国・聯想グループの2社から計4割出資を受け ると発表した。聯想側は増資引き受けと新株予約権の取得・行使によ り総額59億円を拠出、李堅SJI社長に代わり筆頭株主となる。

具体的には12月29日付で36億円の増資を実施するとともに、23 億円の新株予約権を発行。聯想グループのシステム構築会社神州数碼 控股(デジタル・チャイナ)のソフト子会社と、別の関連会社の2社 が分担して引き受ける。聯想側は出資をてこにSJIの技術を中国で の事業拡大に活用する。

増資のための新株の発行価格は1万6500円。新株予約権のすべて が行使されれば、聯想グループ2社の出資比率は40.9%となる見込み。 聯想傘下のレノボ・グループは2005年に米IBMのパソコン部門を買 収したことで知られる。

SJIはまた、12月29日付で自社株の一部を東証第一部上場の 情報サービス会社で、現在は2位株主のSRAホールディングスに、 増資と同じ1株当たり1万6500円で売却し、3.8億円を取得。聯想グ ループによる出資で調達する資金も合わせた約63億円を、借入金返済 や中国での事業強化に充てる。

李SJI社長は4日夜の記者会見で、「わたし自身は中国人だが、 SJIには日本出身者が多い」と説明。中国側による出資後も「顧客 の機密保持などを大事にすることは他社と変わらない」と語った。

SJIの株価は、2日付の日本経済新聞朝刊による出資報道を受 けて2営業日連続のストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)となった。 4日終値は前営業日比3010円(10%)高の3万3000円。

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