出光:マージン悪化で業績予想を減額-追加減産を検討

石油元売り第2位の出光興産は4 日、今期(2010年3月期)の連結純利益予想を130億円(従来予想170 億円)に下方修正した。需要低迷による石油精製事業の採算悪化が主 因。ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト予想の中央値は 175億円だった。

都内で会見した比留間考壽常務は「軽油など中間留分を主体とす るマージンの回復が想定通りにいかなかった」と説明した。当初は8 月以降のマージン回復を期待していたという。

出光は10-12月期の原油処理量をさらに10万キロリットル削減 することを検討している。同社は10月28日、10-12月期の原油処理 量を前期比6%削減する計画を示していた。

比留間氏は、4月に公表した09年度から3年間の中期経営計画に ついて見直し、今年度内に公表する予定であることも明らかにした。 同氏によると、新しい中計には「事業ポートフォリオの構造改革」な どが含まれる見通し。「中期だけでなく、長期の事業の話を具体的な数 値で示したい」と強調した。

出光が東京証券取引所で開示した第2四半期(4-9月期)の連 結純利益は、前年同期比69%減の58億円。売上高は37%減の1兆4390 億円だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE