仏アクサ、泰康人寿保険株の競売でTPGやベインに参加打診-関係者

欧州の保険最大手、フランスのア クサは、同社が保有する中国の泰康人寿保険株の競売で、米投資会社 TPGとベイン・キャピタルなどに参加を働き掛けている。事情に詳 しい関係者3人が明らかにした。

関係者のうち2人によれば、アクサは買い手候補と目される企業 に対し、保有する泰康人寿株15.6%について、今月6日より前に拘 束力のない形で買収案を提出するよう要請している。関係者は、アク サが約10億ドル(約900億円)での売却を目指していると語った。

アクサは、2006年にクレディ・スイス・グループから保険部門 ウィンタートウルを買収したことに伴い、泰康人寿の株主になった。 ウィンタートウルは当時、泰康人寿株の15.6%を保有していた。中 国保険監督管理委員会(保監会)のによれば、泰康人寿は今年1-9 月で同国5位の保険会社。

ロイター通信は先に、米投資会社のブラックストーン・グループ やKKR、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディング スも泰康人寿株の競売入札に向け準備を進める見通しと報じていた。

関係者の1人によると、アクサが今回の株式売却でアドバイザー に起用した米モルガン・スタンレーは、中国の投資会社、厚朴基金管 理会社にも打診しているという。

モルガンの香港在勤広報担当者とアクサのパリ在勤の広報担当者、 さらに各投資会社の担当者は全員コメントを避けた。

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