国際協力銀:国際帝石などアジア太平洋のLNGプロジェクトに融資も

国際協力銀行(JBIC)は、米 エクソンモービルや国際石油開発帝石、仏トタルなどが主導するアジ ア太平洋地域の液化天然ガス(LNG)プロジェクトに融資する可能 性がある。

JBICの特別参与、中西孝平氏がシンガポールで開催中の「石 油・ガス・アウトルック・アジア2009」でのインタビューで明らかに した。同氏によれば、JBICはエクソンが主導するパプアニューギ ニアのLNGプロジェクトや、国際帝石がトタルと共同で進めるオー ストラリア北西部のイクシスプロジェクト、国際帝石のインドネシア のアバディプロジェクトへ融資する可能性がある。

会社側の推計を基にした試算によれば、この3件のプロジェクト の生産能力の合計は少なくとも1900万トンで、昨年の世界の消費量の 約12%に相当する。トライゼン・インターナショナル(シンガポール) のコンサルタント、トニー・リーガン氏は8月、顧客の輸入増加に伴 い2013年には最大3000万トンの供給不足が生じると予想した。

国際帝石のダーウィン駐在ゼネラルマネジャー、ショーン・キル デア氏は9月、319億豪ドル(約2兆6000億円)規模のイクシスプロ ジェクトについて、最終的な投資計画は予定通り来年決定すると語っ た。日本の需要予測の10%相当とみられる合弁からのLNG出荷は、 2015年に始まるとの見通しを同氏は示している。

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