米スカイプ創業者と買収グループの訴訟、今週にも和解発表か-関係者

インターネット競売最大手の米e ベイからネット電話事業スカイプを買収することで合意している投資 家グループが、スカイプ創業者らとの訴訟で和解に近づいている。事 情に詳しい関係者2人が明らかにしたもので、早ければ今週中にも発 表される可能性があるという。

この関係者らは、合意案により、プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社のシルバー・レイク率いる買収グループに、スカ イプ創業者のニクラス・センストロム氏とヤヌス・フリス氏が参加す ると述べた。交渉が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。

2005年にeベイにスカイプを売却した創業者らは、インターネッ トでの通話用のソフトウエアコードを所有しており、eベイがライセ ンス契約に違反したと非難。今年9月には、創業者らの企業ジョルテ ィッドがeベイおよびスカイプ買収を計画する投資家グループを提訴 した。

関係者らによると、今回の買収の取りまとめを支援したベンチャ ーキャピタル、インデックス・ベンチャーズのパートナー、ミケラン ジェロ・ボルピ氏は取引から離脱する可能性がある。同氏は、センス トロム氏とフリス氏がスカイプの後に設立した企業ジューストの最高 経営責任者(CEO)を務めたが、その後センストロム氏らと仲たが いした。

ジューストは、スカイプと同様の基本技術を使いインターネット ビデオサービスを構築した企業。センストロム氏らは、ボルピ氏が今 回の買収をまとめるために企業秘密を盗んだと主張している。

関係者らによれば、交渉条件はまだ変更される可能性がある。創 業者らがソフトウエアコードを引き続きスカイプにライセンス供与す るのか、完全に引き渡すのかは決まっていないという。

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