米ガス会社創業者の遺族、遺産分配めぐりヒューストン美術館と対立

天然ガス輸送を手掛ける米トラン スコンチネンタル・ガス・パイプラインの創業者、アルフレッド・C・ グラッセル・ジュニア氏は、遺産5億ドル(約450億円)のうち約半 分をヒューストン美術館に寄付するつもりだった。同美術館の代理人 は、同氏の遺言は尊重されるべきだと主張する。

この創業者の娘であるカリー・グラッセル氏(52)は、3日にヒ ューストンで始まった父の遺言状の検認を求める訴訟を通じて相続分 を増やすよう訴えている。陪審員らは昨年95歳で死亡したグラッセル 氏の10通を超える遺言状について認定を要請される見通しだ。

カリー・グラッセル氏と同氏の子らは故グラッセル氏の最後の遺 言状に基づき、現金と鉱業権合わせて約1000万ドル相当を受け取る予 定。これは当初の遺産分配額の10分の1に当たる。

カリー氏は、ヒューストン美術館が遺言を変更するよう故グラッ セル氏に圧力をかけ、遺産の大部分を同美術館とカリー氏の異母兄弟 であるアルフレッド・C・グラッセル3世(45)が管理する財団に寄 付させようとしたと主張する。

ヒューストン美術館の代理人であるデービッド・ジャーガー弁護 士は、故グラッセル氏は「資産の大部分を慈善事業に寄付する」と決 めていたと指摘。「誰もそうするよう彼をたぶらかしたりだましたり、 丸め込んだりしていない」と語った。

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