橋梁株急騰、崩落寸前の橋が全国121基と朝日新聞報道-特需見込む

日本橋梁やピーエス三菱など中低 位の橋梁関連銘柄が軒並み急騰。4日付の朝日新聞朝刊が「崩落寸前の 状態に陥った道路橋が全国で121基あることが国土交通省の調査で分 かった」と報道、補修や改築などで特需があるとの期待感が広がった。

各社の午前終値は、日橋梁が前営業日比50円(29%)高の223 円ストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)水準で買い気配。PS三菱が 同8.3%高の365円、杭打基礎や鋼構造物の補強・補修工事を手掛け るライト工業が同7.5%高の200円、宮地エンジニアリングが6.4%高 の83円で、サクラダや駒井鉄工も東証1部の上昇率上位に並んだ。橋 梁業界トップの横河ブリッジホールディングスは2.1%高の765円。

4日付の朝日新聞朝刊によると、国内には全長15メートル以上の 橋が約15万基整備されている。国土交通省が各自治体に報告を求め、 昨年4月に集計した今回の調査によると、崩壊寸前が121基、大型車 の通行を禁止した重量制限付きの橋が680基あるという。同紙は各地 で緊急点検が進めば、「危険な橋」がさらに増える恐れがあると伝えた。

みずほインベスターズ証券投資情報部の石川照久部長は、「橋の問 題は前から言われていた問題で、簡単に修繕できない分、継続的なテー マとなっている」と指摘。ただ、株式市場の話題としては長く続かない 可能性があるとの認識を示していた。

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