西村日銀副総裁:非伝統的措置の解除は政策スタンスの変更示唆せず

日本銀行の西村清彦副総裁は2日、 米国のフロリダで行った講演で、非伝統的な政策措置を解除すること によって、中央銀行のバランスシートが縮小する可能性があるとした 上で、このことは「中央銀行の金融政策スタンスの変更を示唆するも のではない」と述べた。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループ主催のコンフ ァランスで講演した。日銀が4日にホームページに講演録を掲載した。

西村副総裁は講演で、異例の措置を解除することによってバラン スシートが縮小することはむしろ、「中央銀行が現在の金融政策を推し 進めていくために、伝統的な政策手段をより効率的に使えることを示 唆している」と語った。

日銀は先月30日開いた金融政策決定会合で、12月末を期限とす る企業金融支援のための時限措置のうち、コマーシャルペーパー(C P)と社債の買い入れは年内で停止し、企業金融支援特別オペは来年 3月末まで延長した上で完了することを決めた。

日銀は金融政策決定会合後に公表した声明文で「当面、現在の低 金利水準を維持するとともに、金融市場における需要を十分満たす潤 沢な資金供給を通じて、極めて緩和的な金融環境を維持していく」と 表明した。

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