10月米自動車販売:アジア勢、販売伸ばす-韓国の現代自と起亜自好調

景気回復の兆しを背景に米自動車 業界の需要が安定してくるなか、アジア勢は10月の米自動車販売で、 韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)を中心に販売を 伸ばした。

韓国最大手の現代自は10月の米国での販売が前年同月比49% 伸びた。同社の関連会社である起亜自動車は45%増。トヨタ自動車 は1%未満の増加となり、日産自動車は5.6%増だった。一方、ホン ダは0.4%減少した。

自動車調査会社トゥルーカーの業界分析担当責任者、ジェシー・ トプラック氏によると、「現代自と起亜自は引き続き現在の市況から 最も恩恵を受けている」とし、「消費者は予算内で入手し得る最高の 車を求め続けており、両社がそれを提供している」と述べた。

米自動車業界分析会社オートデータの公表によると、米国の10 月の乗用車とライトトラックを合わせた販売台数は83万8052台と、 前年同月を104台下回った。アジア勢の販売台数は4.9%増加し、 市場シェアは46.6%に拡大した。

トヨタは15万2165台と、前年同月比164台増加した。スポー ツ型多目的車(SUV)の「レクサスRX」、ハイブリッド車「プリ ウス」、ピックアップトラック「タンドラ」、小型SUV「RAV4」 の販売が好調だった。

米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター副社長は2日の電話会議 で、10月の同社の販売は一部モデルで供給が限られた影響を受けた と説明している。

トヨタの米市場シェアは0.1ポイント拡大し18.2%となった。 販売台数はGMに続く2位にとどまった。

ホンダ

ホンダの販売台数は8万5502台と、前年同月の8万5864台か ら減少した。トプラック氏によると、ホンダは小型車「シビック」な どの在庫が限られたことで痛手を受けた。同氏は「この問題は11月 には解消されるだろう」と指摘した。

オートデータによると、ホンダの市場シェアは横ばいの10.2% で、GM、トヨタ、フォードを下回った。

一方、日産は6万115台(前年同月5万6945台)に販売を伸 ばした。シェアも7.2%(同6.8%)に拡大した。

現代自は3万1005台と、前年同月の2万820台から大幅に増 加。シェアも3.7%と、前年同月の2.5%から伸びた。

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