首相:元秘書の刑事責任確定なら、自ら対応判断-献金問題

鳩山由紀夫首相は4日午前の 衆院予算委員会で、資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装 献金問題に対する自らの責任の取り方について、会計実務担 当者だった元秘書の刑事責任が確定した場合、判断する考え を示した。柴山昌彦氏(自民)に対する答弁。

首相は、過去に発生した議員秘書の金銭スキャンダルにつ いて「こういった政治腐敗の話が出た際に、秘書がしたことだか ら議員が関係ない、というような弁明をすることはいさぎよく思っ ていなかった。このことはわたし自身にも適用できる話だと思っ ている」と言明した。その上で、「いわゆる監督責任の是非に関 しては捜査がいま進行しているのでそこに委ねたい」と語った。

また、担当者の刑事責任が確定した場合の責任の取り方に ついて「確定しているわけではないので、そのときに判断した い。仮定の話に答えることは控えさせてほしい」と述べるにとど めた。元秘書との接触については弁護士からの指示もあり「一 切、電話も含めて連絡を取っていない」と語った。

一方、柴山氏は、鳩山氏が首相就任前の6月30日に行っ た記者会見で、「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に 記載した5万円を超える個人献金のうち、実際に献金してない 人の名義の献金が2005年から4年間で193件、総額2177万 8000万円あったことを認めたことについて確認を求めた。

これに対し、首相は「改めておわびしたい。6月30日の時 点でお話をしたその数に間違いはない」と説明した。また、5万 円以下の個人献金については「調査を依頼した弁護士からは 疑わしい部分もないとはいえないのではないかという話はあっ たが、どの部分が虚偽なのかということは判明してない。捜査が 進んでいるので地検の捜査に委ねて全容解明されることを祈念 している」と語った。

柴山氏はまた、偽装献金の資金源については鳩山氏本人 以外の親族や会社、労働組合などの団体からのものはないと言 い切れるかと追及したが、鳩山首相は「わたしの知る範囲内に おいて、そのようなものはない、そのように信じている」と否定的 な見方を示した。

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