豪州の9月の小売売上高は前月比0.2%減-予想外の減少

オーストラリア統計局が4日発表 した9月の小売売上高は前月比0.2%減と、予想外の減少となった。 デパートと衣料品店での家計の支出が低迷した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト22人の予想中 央値は0.5%の増加だった。8月は0.7%増に下方修正された。

家計の支出鈍化は、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行) のスティーブンス総裁に12月の政策決定会合で政策金利を据え置く 余裕を与えるとみられる。RBAは3日、2カ月連続で利上げを実施 した。総額200億豪ドルの政府給付金の支給を受けて、豪経済の約60% を占める個人消費は今年1-6月(上期)に増加した。

スティーブンス総裁は3日、「現在はそうした効果が薄れつつあ り、これらの部門の需要が幾分鈍化する可能性がある」と指摘。政府 による給付金支給については、一部の家計に支出計画の前倒しを促し たと説明した。

百貨店の売上高は2.9%の減少。衣料品店の販売は0.9%減った。 一方、レストランは1%増加した。

7-9月(第3四半期)の小売売上高(インフレ調整済み)は前 期比0.4%の減少。エコノミストは0.5%減と見込んでいた。

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