新興市場株:10年上期に世界の上昇相場けん引へ-プルデンシャル

プルデンシャル・インターナショ ナル・インベストメンツ・アドバイザーズは3日、新興市場株が2010 年1-6月(上期)に世界株式相場の上昇をけん引するとの見通しを 示した。輸出と内需の伸びが見込まれることを理由に挙げている。

プルデンシャルのチーフ投資ストラテジスト、ジョン・プラビー ン氏はソウルでのインタビューで、投資スタンスについて、10年上期 は米国株を「アンダーウエイト」にしていると述べた上で、同年7- 12月(下期)は、新興市場株から米国株にシフトするよう投資家に推 奨していると語った。中国、インドの主要株価指数の年初来の上昇率 は50%を上回っているが、同氏はそれらの指数が来年も20-25%上昇 すると予想している。

プラビーン氏は「新興市場は非常に割高ないし、バブルの段階に は達していない」と指摘した。

MSCI新興市場指数は年初来で59%上昇しており、年間の騰落 率は1999年のプラス64%に次ぐ勢い。ただ、実績ベースの株価収益 率(PER)は21倍で、MSCI世界指数(29.3倍)を下回ってい る。MSCI世界指数の年初来騰落率はプラス20%。ブルームバーグ が集計したデータによれば、今年の騰落率ランキングのベスト10はペ ルー、アルゼンチン、ロシアなど途上国が占めている。中国の上海総 合指数は、景気刺激策や過去最大規模に膨らむ銀行融資が経済成長を 支える中で、年初来で71%高となっている。

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