日立建株が反発、中国需要回復で利益急拡大へ-野村証「買い」に上げ

【記者:浅野 文重】

11月4日(ブルームバーグ):国内2位の建設機械メーカー日立建 機株が前営業日比3.3%高の2180円と反発。中国を中心としたアジア での建設機械の需要回復に加え、経費削減も進むため、来期以降の利益 急拡大を期待した買いが入っている。

野村証券は3日付で投資判断を「2(中立)」から「1(買い)」 に、目標株価を2000円から2700円に引き上げた。2日終値の2110円 からは28%の上昇余地を見込む。

担当の斎藤克史アナリストは投資家向けのメモで、「需要面では中 国とアジアの回復、自力面では在庫削減、間接費抑制によって従来予想 以上の大幅増益が見込める」と述べている。同社の売上構成比は中国が 25%と高い。建設機械販売は中国で回復が鮮明なうえ、「アジアなど他 の新興国で底入れが広がっている」と斎藤氏は指摘する。

会社側が10月27日に発表した4-9月期の連結純損失は73億円 で、従来計画の85億円から赤字が縮小した。一方、10年3月通期の連 結純利益予想は前期比73%減の50億円と、従来予想を据え置いた。

野村証では通期連結純利益予想をこれまでの28億円から36億円に 上方修正した。11年3月期は182億円と急拡大を予想している。

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