米財務省当局者:G20の景気刺激策解除は時期尚早

米財務省当局者は3日、世界経 済の回復が確実になるまでは、20カ国・地域(G20)が刺激策を解 除するのは望ましくないとの見解を示した。

同当局者は6、7の両日にスコットランドで開催されるG20財 務相・中央銀行総裁会議について、3日、匿名を条件にワシントンで 記者団に説明した。ガイトナー米財務長官らG20の財務相および中 央銀行総裁は、今回の会議で、大恐慌以降で最悪の世界不況と金融危 機の再発防止に向け、世界経済のバランス再調整のための枠組み推進 を目指す。

同当局者は米商務省が先週発表した2009年7-9月(第3四半 期)国内総生産(GDP)速報値が前期比年率3.5%増と、5四半期 ぶりに増加したことに言及しながら、米経済は回復しつつあるがまだ 脆弱(ぜいじゃく)でまだら模様だと指摘。

景気刺激策解除は時期尚早だとした上で、G20は世界同時不況 の最悪期に導入した景気対策を最終的に解除する計画の策定に着手す る見通しを示した。同当局者はさらに、米国は景気回復が確実になっ た段階で財政赤字の削減に取り組むと述べた。

同当局者はまた、同会議では幅広い経済討議の一環として、通 貨が議論される可能性があると語った。

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