10月米自動車販売:前年比ほぼ横ばい-GMやフォードが増加

10月の米自動車販売台数は前年 前月比でほぼ横ばいとなった。そのなかで、米ゼネラル・モーターズ (GM)とフォード・モーターが販売を伸ばした。両社の合計が増加 するのは3年ぶり。米政府による自動車買い替え奨励策の終了後に落 ち込んだ需要が持ち直した。

自動車メーカー各社が3日発表した統計によると、GMは前年同 月比4.1%増と、2008年1月以来の増加となった。フォードは3.1% 増。トヨタ自動車は1%未満の増加、日産自動車は5.6%増だった。 韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は49%増と大 きく伸びた。

一方、ホンダは0.4%減となり、クライスラーは30%減少した。

コメリカ銀行のチーフエコノミスト、デーナ・ジョンソン氏は「景 気は回復し始めている。9月の自動車販売は在庫水準が低過ぎて、品 不足から、一部販売機会を逸した可能性がある。自動車販売は現在、 恐らく増加基調にあり、来年1-3月(第1四半期)は顕著に伸びる だろう」と述べた。

米自動車業界分析会社オートデータが3日公表したところによ ると、米国の10月の乗用車とライトトラックを合わせた販売台数は 季節調整済みの年率換算で1046万台となった。奨励策の効果で増加 した月を除くと、今年初めて1000万台を突破した。調整前では前年 同月比104台減の83万8052台だった。

米連邦政府は下取りに出す中古車に対して最大4500ドル(約 41万円)の助成金を提供するプログラムを7月27日-8月24日に 実施した。8月の業界全体の販売台数は07年以来で初めてプラスに 転じたが、9月は反動で23%減少していた。

各社の販売実績

10月の販売台数はGMが17万7603台(前年同月は17万585 台)。フォードは13万6920台(同13万2838台)。

トヨタは15万2165台(同15万2101台)。日産は6万115台 と、前年同月の5万6945台から増加した。

一方、クライスラーは6万5803台と、前年同月の9万4530台 から減少。ホンダは8万5502台(同8万5864台)。

現代自は3万1005台と、前年同月の2万820台から大幅に増 えた。

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