FOMC声明:機関債、購入額約1750億ドルに縮小-供給量に対応

連邦公開市場委員会(FOMC) が4日に発表した声明は以下の通り。

9月の前回会合以降に入手した情報から、経済活動の改善は続い ていると見受けられる。金融市場の状況は前回会合との比較でみれば、 大方変化していない。住宅セクターの活動はこの数カ月にかけて活発 になった。家計支出は拡大しつつあるようだが、失業の継続と所得の 伸び悩み、住宅資産の減少、厳格な信用条件に依然抑制されている。 企業は依然として固定投資を縮小し、人員を削減しているが、そのペ ースは減速しているほか、売上高に合わせた在庫調整には引き続き進 展がみられる。経済活動は当面、弱い状況が続く可能性が高いものの、 金融市場と金融機関の安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策、 そして市場の力が経済成長の加速を支援し、物価安定という流れの中 でより高いレベルでの資源活用へ徐々に復帰するのを助けると委員 会は予想する。

著しい資源のたるみ(スラック)が引き続き価格圧力を抑える可 能性が高く、長期的なインフレ期待は安定しており、委員会はインフ レは当面、抑制された状態が続くとみている。

米連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の維持 に向けて、幅広い手段を引き続き活用する。委員会はフェデラルファ ンド(FF)金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、 低レベルでの資源活用とインフレ抑制トレンド、安定したインフレ期 待を含む経済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当 化する可能性が高いと引き続き想定している。住宅ローン貸し出しと 住宅市場を支援し、さらには民間信用市場全体の改善を促すため、F RBは政府機関発行の住宅ローン担保証券を1兆2500億ドル、政府 機関債を約1750億ドル購入する。政府機関債の購入規模は先に発表 した最大2000億ドルを下回るが、最近の購入履歴と一致したもので あり、政府機関債の供給が限定されている事情を反映させた。委員会 は市場の変化を円滑にするため、政府機関債と政府機関発行の住宅ロ ーン担保証券のいずれも購入ペースを徐々に緩め、2010年第1四半 期末までに完了することを想定している。委員会は今後も、経済見通 しと金融市場の状況の変化に合わせ、こうした証券を購入する時期と 全般的な規模を判断していく。FRBはそのバランスシートの規模と 構成内容を監視しており、信用・流動性プログラムを適切に調整する 意向だ。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議 長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総 裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総 裁が賛成した。

<9月23日のFOMC声明>

9月の前回会合以降に入手した情報から、経済活動は厳しい下降 局面から上向いたと見受けられる。金融市場の状況はさらに改善し、 住宅セクターの活動も活発になった。家計支出は安定化しつつあるよ うだが、失業の継続と所得の伸び悩み、住宅資産の減少、厳格な信用 条件に依然抑制されている。企業は依然として固定投資を縮小し、人 員を削減しているが、そのペースは減速しているほか、売上高に合わ せた在庫調整には引き続き進展がみられる。経済活動は当面、弱い状 況が続く可能性が高いものの、金融市場と金融機関の安定化を目指し た政策行動と財政・金融刺激策、そして市場の力が経済成長の加速を 支援し、より高いレベルでの資源活用への復帰に貢献すると委員会は 予想する。

著しい資源のたるみ(スラック)が引き続き価格圧力を抑える可 能性が高く、長期的なインフレ期待は安定しており、委員会はインフ レは当面、抑制された状態が続くとみている。

米連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の維持 に向けて、幅広い手段を引き続き活用する。委員会はフェデラルファ ンド(FF)金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、 経済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する可 能性が高いと引き続き想定している。住宅ローン貸し出しと住宅市場 への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改善を促すため、委 員会は政府機関発行の住宅ローン担保証券を1兆2500億ドル、政府 機関債を最大2000億ドル購入する。委員会は市場の変化を円滑にす るため、これらの購入ペースを徐々に緩め、2010年第1四半期末ま でに完了することを想定している。先の発表に基づき、3000億ドル の米国債購入は10月末までに完了する。委員会は今後も、経済見通 しと金融市場の状況の変化に合わせ、こうした証券を購入する時期と 全般的な規模を判断していく。FRBはそのバランスシートの規模と 構成内容を監視しており、信用・流動性プログラムを適切に調整する 意向だ。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議 長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総 裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総 裁が賛成した。

<8月12日のFOMC声明>

6月の前回会合以降に入手した情報から、経済活動は底入れしつ つあるように見受けられる。金融市場の状況はここ数週間にさらに改 善した。家計支出には引き続き安定化に向けた兆しがみられるが、失 業の継続と所得の伸び悩み、住宅資産の減少、厳格な信用条件に依然 抑制されている。企業は依然として固定投資を縮小し、人員を削減し ているが、売上高に合わせた在庫調整には進展がみられる。経済活動 は当面、弱い状況が続く可能性が高いものの、金融市場と金融機関の 安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策、そして市場の力が作 用し、物価安定を背景に持続的経済成長の緩やかな再開に貢献すると 委員会は引き続き予想する。

エネルギーなどの商品価格が最近上昇した。しかしながら、著し い資源のたるみ(スラック)が価格圧力を抑える可能性が高く、委員 会はインフレは当面、抑制された状態が続くとみている。

米連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の維持 に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はフェデラルファン ド(FF)金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、経 済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する可能 性が高いと引き続き想定している。先の発表に基づき、住宅ローン貸 し出しと住宅市場への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改 善を促すため、委員会は年末までに政府機関発行の住宅ローン担保証 券を最大1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。 委員会はこれに加え、米国債を最大3000億ドル買い取る過程にある。 米国債の購入が完了するのに伴う市場の変化を円滑にするため、委員 会はこうした買い取りのペースを徐々に緩め、10月末までに全額を 買い取るものと想定している。委員会は今後も、経済見通しと金融市 場の状況の変化に合わせ、こうした証券を購入する時期と全般的な規 模を判断していく。FRBはそのバランスシートの規模と構成内容を 監視しており、信用・流動性プログラムを適切に調整する意向だ。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議 長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総 裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総 裁が賛成した。

<6月24日のFOMC声明>

4月の前回会合以降に入手した情報からは、経済縮小のペースが 緩やかになったように見受けられる。金融市場の状況はここ数カ月で 全般的に改善した。家計支出には安定化に向けた新たな兆しがみられ るが、失業の継続と住宅資産の減少、厳格な信用条件に依然抑制され ている。企業は固定投資を縮小し、人員を削減しているが、売上高に 合わせた在庫調整には進展がみられる。経済活動は当面、弱い状況が 続く可能性が高いものの、金融市場と金融機関の安定化を目指した政 策行動と財政・金融刺激策、そして市場の力が作用し、物価安定を背 景に持続的経済成長の緩やかな再開に貢献すると委員会は引き続き 予想する。

エネルギーなどの商品価格が最近上昇した。しかしながら、著し い資源のたるみ(スラック)が価格圧力を抑える可能性が高く、委員 会はインフレは当面、抑制された状態が続くとみている。

米連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の維持 に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はフェデラルファン ド(FF)金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、経 済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する可能 性が高いと引き続き想定している。先の発表に基づき、住宅ローン貸 し出しと住宅市場への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改 善を促すため、委員会は年末までに政府機関発行の住宅ローン担保証 券を最大1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。 委員会はこれに加え、秋までに米国債を最大3000億ドル買い取る。 委員会は今後も、経済見通しと金融市場の状況の変化に合わせ、こう した証券を購入する時期と全般的な規模を判断していく。FRBはそ のバランスシートの規模と構成内容を監視しており、信用・流動性プ ログラムを適切に調整する意向だ。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副議 長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカー総 裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエレン総 裁が賛成した。

<4月29日のFOMC声明>

3月の前回会合以降に入手した情報は、経済の縮小継続を示し ているものの、そのペースは幾分か緩やかになったように見受けら れる。家計の支出には安定化の兆しがみられるが、失業と住宅資産 の減少、厳格な信用条件に依然抑制されている。売上高減少見通し と信用獲得が困難であることから、企業は在庫を圧縮し固定投資を 縮小、人員を削減した。3月会合以降、金融市場の状況が幾分か緩 和したことが一因となり、経済見通しはやや持ち直したが、経済活 動は当面、弱い状況が続く可能性が高い。しかしながら金融市場と 金融機関の安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策、そして 市場の力が作用し、物価安定を背景に持続が可能な経済成長の緩や かな再開に貢献すると委員会は引き続き予想する。

国内外の経済でたるみ(スラック)が増大していることに鑑み、 委員会はインフレは抑制された状態が続くとみている。またインフ レ率は長期的な経済成長と物価安定を促進するうえで最適な水準を 一定期間にわたり下回るリスクがある。

米連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の保 持に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はフェデラルフ ァンド(FF)金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置き、 経済状況が長期にわたって、FF金利の異例な低水準を正当化する 可能性が高いと想定している。先の発表に基づき、住宅ローン貸し 出しと住宅市場への支援を強化し、さらには民間信用市場全体の改 善を促すため、委員会は年末までに住宅ローン担保証券を最大1兆 2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。委員会はこ れに加え、秋までに米国債を最大3000億ドル買い取る。委員会は今 後も、経済見通しと金融市場の状況の変化に合わせ、こうした証券 を購入する時期と全般的な規模を判断していく。FRBは家計や企 業向けの信用供与を助けつつ、流動性プログラム各種を通じて金融 市場の機能を支援している。委員会は今後も、金融、および経済状 況の動向に鑑み、FRBのバランスシートの規模と構成内容を慎重 に監視していく。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副 議長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカ ー総裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエ レン総裁が賛成した。

<3月18日のFOMC声明>

1月の前回会合以降に入手した情報は、経済の縮小継続を示し ている。失業と株価の下落、住宅資産の減少、厳格な信用条件が消 費者心理と支出を圧迫した。売上高減少見通しと信用獲得が困難で あることから、企業は在庫を圧縮し固定投資を縮小した。米国の主 な貿易相手国の多くがリセッション(景気後退)に陥ったため、米 国の輸出は低迷した。短期的な経済見通しは弱いものの、金融市場 と金融機関の安定化を目指した政策行動と財政・金融刺激策が、持 続的な経済成長の緩やかな再開に貢献すると委員会は予想する。

国内外の経済でたるみ(スラック)が増大していることに鑑み、 委員会はインフレは抑制された状態が続くとみている。またインフ レ率は長期的な経済成長と物価安定を促進するうえで最適な水準を 一定期間にわたり下回るリスクがある。

米連邦準備制度はこの環境において、経済回復と物価安定の保 持に向けて、可能な手段すべてを活用する。委員会はフェデラルフ ァンド(FF)金利誘導目標を0%から0.25%のレンジで据え置 き、経済状況が一定期間、FF金利の異例な低水準を正当化する可 能性が高いと想定している。住宅ローン貸し出しと住宅市場への支 援を強化するため、委員会はこの日、住宅ローン担保証券の購入規 模を7500億ドル増額し、FRBのバランスシートを一段と拡大す ることを決定した。これにより、住宅ローン担保証券の購入規模は 今年、最大1兆2500億ドルに達する。また政府機関債の購入は今 年、最大1000億ドル増額され、最大2000億ドルになる。委員会 はまた、民間信用市場の状況改善を支援するため、今後6カ月で期 間の長い米国債を最大3000億ドル買い取ることも決定した。FR Bは家計や中小企業向けの信用拡大を助けるため、ターム物資産担 保証券ローンファシリティー(TALF)を導入した。この対象と なる担保の範囲は今後、他の金融資産を含むことになる可能性が高 いとみている。委員会は今後も、変動する金融、および経済状況の 動向に鑑み、FRBのバランスシートの規模と構成内容を慎重に監 視していく。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副 議長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ラッカ ー総裁、ロックハート総裁、タルーロ理事、ウォーシュ理事、イエ レン総裁が賛成した。

<1月28日のFOMC声明>

FOMCはフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を前回設 定した0%から0.25%のレンジで据え置いた。

これまでと同様、委員会は経済状況が一定期間、FF金利の異 例な低水準を正当化する可能性が高いと想定している。

12月の前回会合以降に入手した情報では、経済のさらなる軟化 が示唆された。鉱工業生産や住宅着工、雇用では急激な減少が続い ており、個人消費と企業の設備投資は落ち込んでいる。さらに世界 的に需要の伸びは著しく減速しているもようだ。政府による流動性 注入と金融機関の強化などが反映され、一部の金融市場では状況が 改善している。しかしながら住宅や企業への信用は依然として極め て逼迫(ひっぱく)している。委員会は今年の後半には経済活動の 緩やかな回復が始まると想定しているが、この見通しには著しい下 振れリスクがある。

この数カ月に起きたエネルギーなど商品価格の低下や、景気に 著しいたるみ(スラック)が予想されることに鑑み、委員会はイン フレ圧力はこの先数四半期において引き続き抑制された状態が続く と予想している。またインフレ率は長期的な経済成長と物価安定を 促進するうえで最適な水準を一定期間にわたり下回るリスクがある。

米連邦準備制度は持続的な経済成長の再開と物価安定の保持に 向けて、可能な手段すべてを導入する。政策における焦点は、公開 市場操作やその他FRBのバランスシートを高水準で維持する措置 を通じた金融市場の機能支援と景気刺激にある。FRBは今後も大 量の機関債と住宅ローン担保証券を買い入れ、住宅ローン市場と住 宅市場を支援するほか、条件が正当化される限り機関債と住宅ロー ン証券の購入規模を拡大する用意がある。FRBはまた、状況の変 動次第で、期間の長い米国債の買い入れが民間信用市場の状況改善 に特に効果をあげると判断すれば、これを実施する用意がある。

FRBはターム資産担保証券ローン・ファシリティー制度を導 入し、家計と中小企業への信用供与を支援する。委員会は今後も、 変動する金融市場の動向に鑑み、FRBのバランスシートの規模や 構成を引き続き注意深く監視し、貸し出しファシリティーの拡大、 もしくは調整が信用市場や経済活動をさらに支援し、物価安定の保 持に寄与するかどうかを検証していく。

このFOMCの金融政策に対し、バーナンキ議長、ダドリー副 議長、デューク理事、エバンス総裁、コーンFRB副議長、ロック ハート総裁、ウォーシュ理事、イエレン総裁が賛成した。一方、ラ ッカー総裁は対象を特定した貸し出しプログラムよりも、米国債の 買い入れを通じたマネタリーベース拡大の方が好ましいとして、反 対した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE