米ブラック・アンド・デッカーの社債保証コストが低下-CDS取引

3日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、電動工具メーカーの米ブラック・アン ド・デッカーを中心に社債保証コストが低下した。格付け会社は同社 が同業の米スタンレー・ワークスに買収されたことで、信用力が強ま るとの見方を示した。

格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスやスタン ダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチ・レーティングスはブ ラック・アンド・デッカーを格上げ方向で見直すと発表した。これを 受けて、ブラック・アンド・デッカーの社債保証コストはほぼ半分に 低下した。CMAデータビジョンによると、同社債のCDSスプレッ ドは41ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて47.5bp と、過去2年余りで最低の水準。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適 格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 (シリーズ13)のスプレッドは、1bp低下の107bp。

一方、シティグループやバンク・オブ・アメリカ(BOA)など 金融債の保証コストは上昇。スイス最大の銀行UBSの決算がアナリ スト予想を超える赤字となったことが影響した。CMAの調べでは、 シティ債のCDSスプレッドは9bp上昇し205bp。BOAは5b p上げて128bp。

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