米破産裁:CITへの1.25億ドルの融資承認-12月8日に再建計画審理

米連邦破産裁判所は3日、破産法 適用による会社更生手続きを申請した米商業金融会社CITグループ への1億2500万ドル(約113億円)の即時融資などを承認した。CI Tは迅速な手続き完了と顧客への支払いを継続するための努力を払っ ている。

マンハッタンの連邦破産裁のアラン・グロッパー判事は、CIT の審理初日の申し立てをすべて認めた。これによりCITは、米銀バ ンク・オブ・アメリカ(BOA)の総額5億ドルのDIPファイナン ス(つなぎ融資)のうち、当座の資金として1億2500万ドルを借り入 れられる。従業員および重要なサービスを供給する取引先への支払い も可能になった。

同判事は、CITの事前調整案の概略と最終的な承認を検討する 審理を12月8日に開く方針を示した。

CITの代理人、グレッグ・ガラルディ弁護士は、従業員と取引 先への支払いはCITの事業維持に必要であり、米経済にとっても極 めて重要だと指摘。「CITは米国で6位の商業金融会社であり、さら に重要なのは、中小企業への貸し手としては最大手で、マイノリティ ーが所有する企業や女性、退役軍人が経営者を務める企業への主たる 貸し手にもなっていることだ」と説明した。

子会社の資金活用も承認

同弁護士は、金融会社は通常、破産法の適用後に存続することは ないが、CITは傘下のCIT銀行(ユタ州)の資産を評価する力が あることを証明する必要があると述べた。CIT銀行は破産申請の対 象に含まれておらず、現在、米連邦預金保険公社(FDIC)から一 時的業務停止命令を受けている。

連邦破産裁は、事業資金調達のために子会社の資金を活用すると いうCITからの異例の要請も承認した。

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