NY銅先物:上昇、米製造業受注の増加を好感-チリ銅山でスト

3日のニューヨーク銅先物相場は、 3営業日ぶりに上昇。9月の米製造業受注額の増加を受けて、景気回 復の勢いが鈍化しているとの懸念が後退した。

米商務省がこの日発表した9月の製造業受注額は前月比0.9%増 加した。過去6カ月で5回目のプラスとなり、製造業が景気回復のけ ん引役になる兆候が強まっている。成長回復で原材料需要が高まると の観測を背景に、銅価格は今年に入り2倍余り上昇している。

バイカン・トレーディング(モントリオール)のローン・カリス キー社長は「製造業受注額の増加が銅相場を幾分か支援した」と述べ た上で、「こうした経済統計が多額のファンド資金の流入をもたらす」 と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は前日比1.1セント(0.4%)高の1ポンド=2.956 ドル。

世界最大の鉱山会社、オーストラリアのBHPビリトンが運営す るチリのスペンス銅山の労働組合幹部が3日、ストライキを実施して いる組合員と会社側との交渉が合意に至らなかったと発表したことも 銅相場の支援材料となった。

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