ノキア・シーメンス、ノーテルの光通信事業買収を検討か-関係者

フィンランドのノキアとドイツ のシーメンスの合弁会社ノキア・シーメンス・ネットワークスは、 経営再建中の加通信機器メーカー、ノーテル・ネットワークスの光 通信事業に買収提案する可能性がある。事情に詳しい関係者2人が 明らかにしたもので、同業の米シエナに対抗して同事業買収を目指 すという。

関係者の1人が非公開の入札だとして匿名を条件に語ったとこ ろによると、ノキア・シーメンスは同事業買収により北米事業を拡 大できる。同事業は65カ国余りに進出し、都市部で高速データ通 信サービスを提供している。入札の締め切りは今月9日で、13日に 競売を実施する予定。

ノキア・シーメンスが同事業を買収するには、シエナが提示し ている5億600万ドル(約457億円)を上回る条件を出す必要があ る。ノーテルは10カ月前に破産申請して以来、段階的に部門売却 を進め、これまでに20億ドル強を調達した。ライバル企業との価 格競争が激しくなっているノキア・シーメンスは今後2年で5億ユ ーロ(約665億円)の経費を削減するため、人員削減を推進してい る。

ノキア・シーメンスの広報担当者、ベン・ルーム氏はコメント を控えている。ノキア・シーメンスはスウェーデンのエリクソンに 次いで世界2位の通信機器メーカー。ノーテル広報のボ・ゴワン氏 も新たな入札者の有無に関してコメントを控えた。

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