欧州株:上昇、米経済統計好感で資源株に買い-RBSは7.8%安

欧州株式相場は上昇。欧州連合 (EU)が英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ (RBS)に計画以上の資産売却を迫るとの懸念が広がったものの、 米製造業が予想以上に拡大したことが、株価上昇につながった。

銅相場の上昇を背景に、リオ・ティントとカザフミスなどの資源 株が大幅上昇した。ドイツの半導体メーカー、インフィニオン・テク ノロジーズは4.1%上げた。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリ ルリンチが同銘柄を買い推奨したことがきっかけ。一方、RBSは

7.8%の大幅安となった。

ダウ欧州600指数は前週末比0.3%高の237.64で終了。企業 業績や景気の見通しと比較すると、ここ8カ月の上昇が行き過ぎとの 見方から、年初来高値を付けた10月19日の水準から4.7%下げて いる。同指数は先週、週間ベースで7月以来で最大の下げとなった。

ダウ・ユーロ50種指数は前週末比0.7%高、ダウ・欧州50種 指数は0.5%上げた。

カナダ・ライフのファンドマネジャー、マーク・ボン氏(ロンド ン在勤)は「経済指標の数値が年末の強気見通しを引き続き支えれば、 市場関係者は株式に戻り始めるだろう」と語った。

米供給管理協会(ISM)が同日発表した10月の製造業景況指 数は55.7と、2006年4月以来の最高を記録した。

鉱山株

英豪系鉱山会社、リオ・ティントは4.5%上昇。カザフスタンの 産銅大手、カザフミスも4.5%上げた。ダウ欧州600指数の資源銘 柄は2.2%高と、産業別19グループの中で最大の上げを記録した。

アイルランドの建材会社CRHは3.1%高、同業でフランスのサ ンゴバンは3%上昇した。

ドラゴン・オイル

ロンドン市場に上場されている石油探査会社、ドラゴン・オイル は8.9%の大幅高。エミレーツ国営石油が23億6000万ポンド相当 のドラゴンの未保有株の買収で合意したことが好感された。

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