欧州債:独10年債ほぼ変わらず、株高や製造業統計の影響薄い

欧州債市場ではドイツ国債相場が ほぼ変わらず。今週予定されている国債入札額が償還額を下回るため、 需要が支えられた。

独10年債利回りは2週間余りの最低水準まで2ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)に近づいた。株式相場が上昇したほか、経 済指標で欧州と米国の10月の製造業活動が拡大したことが示されたも のの、国債相場には影響しなかった。コメルツ銀行によれば、今週の 政府債利払い・償還額が合計で約300億ユーロに対し、入札額は約 100億ユーロであるため、純供給はマイナス200億ユーロとなる。

コメルツ銀行の債券戦略部門の共同責任者、クリストフ・リーガ ー氏(フランクフルト在勤)は「今年の国債発行の多くがすでに終了 した現在、供給は支援要因になっている」と述べ、「米製造業の統計 数値を考慮すると、ドイツ国債は極めて底堅く推移している」と語っ た。

ロンドン時間午後4時8分現在、独10年債利回りは3.24%。一 時は3.22%まで下げ、先月14日以来の低水準となった。2年債利回 りは1.30%と、前週末を1bp上回った。

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