クルーグマン教授:米政府は財政投入の拡大を、完全雇用は10年先

ノーベル経済学賞受賞者のポー ル・クルーグマン教授(米プリンストン大学)は、米国は経済刺激に 向けた財政投入を増やすべきだと指摘。さもなければ「高い失業率が 何年も続き」、完全な雇用回復に10年を費やすリスクを負うことにな ると述べた。同氏は2日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT) に寄稿した。

クルーグマン教授は、「経済刺激策は効果をもたらすには規模が 小さ過ぎた」とし、「支援にはなったが、十分な規模ではなかった」 と記述した。

先週発表された、第3四半期(7-9月)の実質国内総生産(G DP)速報値は、前期比年率3.5%増加した。政府による住宅や自動 車業界への援助が寄与した。オバマ米大統領は同統計について「良好 な兆し」とし、景気拡大は雇用創出に向けた第一歩になると表明した。

クルーグマン教授は、年率3.5%の経済成長率が維持され、失業 率が「結果的に低下し始めたとしても、非常にゆっくりとしたペース にとどまるだろう」と述べた。

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