中国株(終了):3週ぶりの大幅高-PMI上昇、増益決算などで

中国株式相場は3週間ぶりの大 幅な上昇となった。10月のHSBC中国製造業購買担当者指数(P MI)が1年半ぶりの高水準に達したことに加え、SAICモーター や蘇寧電器、興業銀行が増益決算を発表したことが好感された。

中国最大の自動車メーカー、SAICモーター(600104 CH)は

6.3%高。蘇寧電器(002024 CH)は3.2%、興業銀行(601166 CH) は7.5%それぞれ上昇した。医薬品メーカーの華蘭生物工程 (002007 CH)は値幅制限いっぱいの10%高。新型インフルエンザ (豚インフルエンザ)の感染拡大で製品の売り上げが押し上げられる との観測が強まった。

HSBC晋信基金管理で資産運用に携わる閻冀氏(上海在勤)は、 「製造業のデータと、一部業種での堅調な業績の伸びが示されたこと で、景気回復が行き詰まるとの懸念が一掃された」とし、「株式のよ うなリスクの高い資産は、なお良い投資先だ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は、前週末比80.80ポイント(2.7%)高の3076.65 と、10月9日以来の大幅な上昇率となった。上海、深セン両証取の A株に連動するCSI300指数は、同3.4%高の3392.80。

なお、10月30日に取引が開始された中国深セン証券取引所のベ ンチャー企業向け市場「創業板(中国版ナスダック)」の上場株式は 下落した。

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