武田薬:米社から肥満薬の世界での独占的開発・販売権取得

武田薬品工業は2日、米バイオベンチャー のアミリン・ファーマシューティカルズが開発中の肥満症とその関連疾患の治療 薬について、全世界を対象とした独占的開発・販売契約を締結したと発表した。 武田薬はアミリンに契約一時金7500万ドル(約68億円)と発売後の全世界売上 高に応じたロイヤルティーを支払う。

武田薬が2日東証で開示した資料によると、今回の契約はアミリンが米国で 第2相臨床試験(フェーズ2)を実施中の開発品目と関連する化合物を対象とし ており、武田薬はフェーズ3以降の臨床試験を担当する。開発費用は、米国では アミリンが20%、武田薬が80%、米国以外では武田薬が全額を負担する。今後 の開発・販売に応じたマイルストン総額は10億ドルを超える可能性があるとし ている。

東海東京調査センターの赤羽高シニアアナリストは今回の契約について「糖 尿病関連治療薬の補足の一環で武田の得意分野。ただ、武田のビジネスの方向性 を変える大きな導入ではない」と指摘した上で、特許切れ対策や将来の成長のた めには「さらに大きな製品や企業買収が必要」との見方を示した。

--共同取材:松山かの子 Editors:Kenshiro Okimoto、Tetsuki Murotani

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