仏ヴァンクリーフ&アーペル:来春にも新店舗、日本の重要性変わらず

仏高級宝飾ブランド、ヴァンクリー フ&アーペル(VCA)のスタニスラス・ド・ケルシズ社長兼CEO(最 高経営責任者)は、来春にも日本に新店舗をオープンする計画を明らか にした。個人消費が低迷する中でも日本市場の重要性は変わらないと強 調している。

VCAの都内の展覧会で来日したケルシズCEOは10月29日のブ ルームバーグ・ニュースのインタビューで、来年4月に新店舗を構える 構想を示した。立地を重視しながら詳細を詰める。既存店3店舗も改装 する計画。スイスのリシュモングループ傘下で1906年創業のVCAは東 京や大阪、名古屋など日本に現在15店舗を展開している。

ケルシズCEOは、成長市場の中国を日本より重視する高級ブラン ドの傾向は認識していると前置きした上で、「私たちは長い関係を重視 して一度参入した市場から撤退はしない」と述べた。日本の顧客は要求 が高く、「厳しい顧客を相手にできることを喜んでいる」とも付け加え た。日本では73年に西武百貨店で販売を開始した。

ヴァンクリーフの宝飾品は世界の著名人が愛用したことで知られる。 展覧会では、モナコのグレース王妃が着用したティアラ、女優マレーネ・ ディートリッヒの注文により製作したブレスレットなど、個人所蔵を含 む約300点が展示されている。

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