キーエンス株が1カ月ぶり高値、FAセンサー需要回復で利益予想増額

自動化(FA)機器用センサー大 手のキーエンス株が続伸。世界的に需要持ち直しが見られたことを理由 に、2010年3月期(今期)の業績予想を上方修正すると30日に発表。 減益幅の縮小を受け、買いが先行した。

同社株の午前終値は前週末比3.7%高の1万8890円。一時は同 4%高の1万8940円まで上昇し、約1カ月ぶりの高値を付けた。

新しい今期連結純利益予想は前期比26%減の310億円。従来計画 から20億円増額した。同社・経営情報部の中山龍氏は「第1四半期 (4-6月)で業績悪化は底を打ち、回復に向かっている」と語る。主 力のFA機器用センサーの需要は、中国をはじめとしたアジアで回復し ているほか、「国内でも自動車や機械などで稼働率が向上している」と いう。

ブルームバーグ・データによると、同社をカバーするアナリスト9 人の今期連結純利益の予想平均値は298億円。会社側の新しい計画値 (310億円)は市場予想を上回った。

野村証券は2日付で、キーエンス株の投資判断「買い」を継続し、 目標株価を2万2600円から2万4000円に引き上げた。ゴールドマン・ サックス証券も目標株価を1万8000円から1万9000円に引き上げた。

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