村田製株が反落、業績に鈍化懸念-説明会印象は「ネガティブ」

電子部品大手、村田製作所の株価 が一時、前週末比4%安の4320円と急反落。第3四半期以降の業績先 行きに不透明感が出ている。一部アナリストからは会社説明会の印象 が後ろ向きだったとの声も聞かれた。

同社が先週発表した第2四半期決算(米国会計基準)では、7- 9月期の連結営業損益が61億円の黒字と、4-6月期の赤字から四半 期ベースでは大幅な改善を示した。ただ、足元の10月の受注動向につ いては、「AV機器向けは良好だが、携帯向けやパソコン向けは減少し はじめている」と広報部の栗林佳史氏は語った。

同社の決算説明会を受けて、クレディ・スイス証券の板谷雅之ア ナリストはリポートで、「説明会の印象はネガティブ。当初、豊富な受 注残高を抱えていることから引き続き10-12月期に向け強い業績モ メンタムが続くと見ていたが、7-9月期が当面のピークとなりそう」 と分析。バリュエーションの支えがない中で業績モメンタムが低下す れば、「現状の株価水準は支えきれない」と予想していた。

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