中国:10月製造業PMIは55.2、1年半ぶり高水準-刺激策縮小に余地

中国物流購買連合会が1日発表し た10月の製造業購買担当者指数(PMI、季節調整済み)は55.2と、 1年半ぶりの高水準に達した。中国の景気回復が勢いを増しているこ とを示すもので、政策当局者にとっては今後数カ月に刺激策を後退さ せる余地が広がった。

中国は世界的な金融危機のあおりを受けて輸出が低迷したが、景 気刺激策や1-9月で1兆2700億ドルに上る前例のない新規融資で 景気の回復基調が維持されている。10月は輸出受注指数が54.5と、 昨年4月以来の高水準を記録し、世界的な需要が回復していることが 示唆された。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の新興市場担当スト ラテジスト、ブライアン・ジャクソン氏(香港在勤)は「海外からの 需要は今後数カ月、成長を支える追加的な要因になる」とし、「当局が 成長を比較的高水準に維持しつつ、2010年の早い段階から政策引き締 めを開始する余地を与えるだろう」と指摘した。

ジャクソン氏は、現在5.31%の1年物貸出基準金利が来年末まで に6.39%に上昇すると予想した。