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欧州株(30日):下落、アルカテルに売り-月間は2月来の大幅安

欧州株式相場は下落し、ダウ 欧州600指数は月間ベースで2月以降最大の下げとなった。固定 電話ネットワーク大手の仏アルカテル・ルーセントの7-9月(第3 四半期)赤字が予想より悪化したが嫌気された。

また、9月の米個人消費支出(PCE)が5カ月ぶりにマイナス となったのに加え、10月のロイター・ミシガン大学消費者マインド 指数が前月から低下したことが材料視された。

アルカテル・ルーセントは11%の大幅安。ドイツのエンジニア リング会社、シーメンスは4.7%下げた。同国紙ハンデルスブラット が、ドイツ国鉄(DB)が高速鉄道の車両入札を取りやめると報じた ことが売りにつながった。ロンドン市場の非金属相場の下落を背景に、 カザフスタンの産銅大手、カザフミスを中心に鉱山銘柄が安い。

ダウ欧州600指数は前日比2%安の236.93で終了。この日は 同指数を構成する19産業グループすべてが下げた。前週末比では

3.3%安と、7月以降で最大の下げとなった。月間の下落率は2.3%。 企業業績と景気の見通しと比較すると、同指数がここ8カ月で50% 上昇したのは行き過ぎとの見方が広がったことが背景にある。

クレディ・スイス・アセット・マネジメント(ロンドン)のボ ブ・パーカー副会長は、「これまでの上昇度合いを考慮した場合、複 数の下振れリスクが存在する。今後2、3カ月は見送りムードが強ま る可能性がある」と語った。

30日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価が下落した。 ダウ・ユーロ50種指数は前日比2.9%安、ダウ・欧州50種指数は

2.2%下げた。

鉱山株

ロンドン金属取引所(LME)の銅、鉛、ニッケル、すずの各相 場が下落したことを受け、資源株は総じて安い。カザフミスは8.2% 安となったほか、スイスの産銅会社エクストラータは6.8%下げた。

ビデオ会議関連製品を手掛けるノルウェーのタンバーグは1.8% 下落。ネットワーク機器最大手の米シスコシステムズが172億クロ ーネでタンバーグを買収する合意を撤回する可能性があるとの懸念 が広がったことが手掛かり。

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