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英ロイズ:蘭アムロと合併協議-RBSによるアムロ買収の1年前

英ロイズ・バンキング・グルー プのエリック・ダニエルズ最高経営責任者(CEO)は、ロイヤ ル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)がオラン ダのABNアムロ・ホールディングを買収する1年前にABNアム ロと合併について話し合っていたことが分かった。ABNアムロの ライクマン・グローニンク元CEOがブルームバーグの電話インタ ビューで明らかにした。

グローニング氏によると、ロイズとABNアムロが協議したの は2006年初め。匿名を条件に応じたこの交渉に詳しい関係者2人によ ると、ロイズはその後、ライバル企業がより優位な条件でABNア ムロの買収に乗り出すとの観測から合併交渉を打ち切った。

RBS率いる企業連合は2007年、英バークレイズとの買収合戦 に競り勝ち、ABNアムロを720億ユーロで買収した。しかし金融 危機の初期段階で手続きを完了したこの買収はRBSにとって金銭 的に大きな負担となり、2008年の損失(240億ポンド)の半分以 上を占め、英企業として過去最大の赤字を計上した。その後、英政 府がRBSの株式70%を保有することになった。

オクトパス・インベストメンツ(ロンドン)のローザー・メン テル最高投資責任者(CIO)は「RBSに起きた同じ事態がロイ ズにも起こり得た」と語り、当時の英銀は「みな自行の領土拡大に 必死だった」と分析した。

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