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来週のNY原油:44%が下落を予想、株安・ドル上昇で-市場調査

来週のニューヨーク原油先物相 場は下落する見通し。ドルが対ユーロで上昇し、株式相場が下げると の予想が背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者34人中15人(44%)が、来週の原油先物相場が下落す ると予想。10人(29%)が上昇を予想し、9人がほぼ変わらずと回 答した。先週の調査では50%が下落を予想していた。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバー(コ ネティカット州)のピーター・ビューテル社長は「ドル上昇と株安が 続くとみている。来週は大きな相場調整の始まりとなりそうだ」と語 った。

ドル高になるとインフレヘッジとしての原材料の魅力が薄くなる。 株安は景気回復が鈍いことを示し、需要を抑制する。

S&P500種株価指数は28日までの4営業日で4.6%下げた。 ドルは29日に1ユーロ=1.4683ドルに上昇し、日中取引では2週間 ぶり高値を付けている。ただ、同日発表された7-9月期(第3四半 期)の米国内総生産(GDP)が前期比年率3.5%増となったことで、 ドルは下げに転じ、株式は反発した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限 は、今週これまでに63セント(0.8%)下落し、29日終値は1バレ ル=79.87ドル。年初来の上昇率は79%。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通り の値動きを示した割合は47%となっている。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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