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10月新規投信、設定額合計は2年ぶり高水準-ブラジルコース人気

10月は新規投信の販売額が2年 ぶりの高水準になった。低金利に景気低迷で国内に投資先を見出しにく いなか、相対的に経済成長が高く金利も高い海外資産に対する需要が強 い。なかでも複数の通貨コースを用意する通貨選択型で、高い分配金が 期待されるブラジルレアルコースが圧倒的な人気だ。

ブルームバーグ・データによると、10月に新規設定された57本の 当初設定額合計は4045億円になった。4000億円を超えたのは2007年 11月以来のこと。

最も当初設定額が大きかったのは三井住友アセットマネジメントの 「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド」のブラジルレアルコー スで、956億円。これは、07年11月の「野村新世界高金利通貨投信」 以来の高水準。販売会社は日興コーディアル証券と三井住友銀行で、当 初販売分をほぼ完売した。

日興コーデ証のアセットマネジメントマーケティング部・村松繁マ ーケティング課長は、「通貨選択型ではブラジルレアルの人気が高い。 もともと経済の将来性が高いうえ、金利水準も高いという投資魅力があ るが、今回は販売期間中にブラジル五輪の開催が決まったことも後押し し、期待以上の額が売れた」と話している。

「日興ニューワールド債券ファンド」は分配型コースとして珍しい 中国元コースのほか豪ドルコースなど計5コースからなり、当初設定総 額は1896億円になった。

通貨選択型ファンドのブラジルレアルコースでは、野村アセットマ ネジメントの「野村北米REIT投信(ブラジルレアルコース)毎月分 配型」も、野村証券を通じて当初募集期間内に896億円を集めた。設 定後の販売も好調で、29日時点の純資産総額は1706億円に達する。

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