コンテンツにスキップする

三菱電:7-9月期純損失は176億円、通期売上高減額(Update1)

三菱電機が30日発表した第2四半 期(7-9月)連結純損益は176億円の赤字となった。前年同期は242 億円の黒字。設備投資の減退や円高で、産業メカトロニクスや家庭電器 などの収益が落ち込んだため。先行き不透明感から通期(2010年3月 期)売上高予想も下方修正した。

売上高は前年同期比19%減の8300億円、営業利益は83億円と87% 減の83億円。4-9月期の純損益は259億円の赤字となったが、東証で 会見した吉松裕規常務執行役によると、上期の赤字は2000年3月期以来 10年ぶり。

7-9月期の部門別営業損益では、産メカが世界的な設備投資の冷 え込みから4億円の赤字、家電は空調機器の不振などで6億円の損失を 出した。吉松氏は前回決算で、この2部門が先行きを占うとしていた。

産メカの赤字は、自動車業界向け納入が上振れたことやコスト削減 努力で、4-6月期実績の25億円から減った。しかし、吉松氏は「赤字 であり、胸を張れる状態ではない」と語った。

通期損益予想は据え置き

通期売上高予想は従来比1300億円減額して3兆3000億円とした。 前期比では10%減となる。下方修正について吉松氏は「景気回復が力強 さを欠き、円高の影響も懸念される」と説明した。円高に伴い4-9月 期では売上高が740億円目減りした。下期の想定は1ドル=90円、1ユ ーロ=125円。

通期の損益予想は据え置き。売り上げ減にコスト削減努力の強化で 対応し営業利益600億円の確保を目指す。純損失は200億円の赤字と、 7年ぶりの赤字を予想している。

発表を受けて同社株価は上げ幅を急速に縮小し、午後2時21分現在 は前日比3円(0.4%)高の707円となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE