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ケア21株反発、DHC会長7.51%まで保有増-さらに買い増しへ

介護サービス会社のケア21 株が一時11%高の9万6900円と急反発、4カ月半ぶりの上昇率を 記録した。化粧品メーカーのディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明 会長がケア21株を追加取得していることが分かり、同氏の継続的な 買いや、提携など新展開への発展の可能性を見込む買いが膨らんだ。

DHC吉田嘉明会長が29日、関東財務局に提出した大量保有報 告書(5%ルール報告書)によると、前回初めて大量保有を提出した 6月29日以降も断続的に同社株を買い進め、9月3日時点で保有比 率は従来の5.05%から7.51%に増えた。取得資金は合計1億3143 万円、保有目的は「純投資」と説明している。ブルームバーグデータ によると、吉田会長は同社第3位の株主。

吉田会長はブルームバーグ・ニュースのインタビューに対し、 ケア21株は「さらに買い増ししたいと思っている」と話した上で、 「会社として介護事業をやっていきたいと考えている。将来は分から ないが、今のところはケア21に対し業務提携やM&Aは考えていな い」と語った。一方、ケア21取締役経理部長兼経営企画室長の大西 靖廣氏は、「先方から連絡は受けておらず、会社でも業務上の取引も ない」と述べている。

日産センチュリー証券ディーリング部の菊池由文部長は、「出 来高が薄い中で、吉田会長の買い増しを受け需給面での期待で買われ ている。TOB(株式公開買い付け)に発展する可能性もある」と指 摘。ただ、発行済み株式総数が少なく、「本格的な相場にはなりにく い」との認識を示していた。

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