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中国版ナスダック始動:上場28銘柄は軒並み大幅高-5年ぶりの新市場

中国深セン証券取引所のベンチ ャー企業向け市場「創業板(中国版ナスダック)」は30日、取引を開 始した。上場28銘柄が軒並み大幅に上昇している。中国で株式市場 が新設されるのは5年ぶり。

国都証券のチーフストラテジスト、チャン・シャン氏は「中国の 株式市場には、新しいものは何でも追い求める習性がある」と指摘。 「新興企業株を買っているのは大半が小口投資家だ。このため初日の 平均上昇率は90%程度になるだろう」との見方を示した。

創業板は、映画製作会社の華誼兄弟伝媒など規模が比較的小さい 中国企業に新たな資金調達の場を提供するために設立された。深セン、 上海両証取の主板(メインボード)に比べ上場基準が緩い。中国の検 索サイト最大手、百度(バイドゥ・ドット・コム)は、上場前3年間 にわたり黒字計上というメインボードの基準が満たせなかったため、 米ナスダックに上場している。

天治基金管理のファンドマネジャー、シエ・ジン氏は「当社は、 価値があり潜在的な成長性が最も高い企業を探したい」と言明。「創業 板は、投資資産分散化のための選択肢を確実に提供してくれる」との 見方を示した。

創業板への上場が承認された最初の10社の調達資金額は計66億 8000万元(約900億円)と、当初目標(31億6000万元)の2倍以 上だった。中国証券監督管理委員会(証監会)の尚福林主席は先週、 創業板で「根拠を欠いた」取引が行われる可能性を指摘し、23日に深 センで「われわれはリスクを推定し、検出し、制御できる環境を確保 する」との方針を示している。

中国市場の取引終了時間は現地時間午後3時(日本時間同4時)。

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