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東海理化株が急騰、エコカー向け伸び上期は一転黒字に-コスト削減も

東海理化電機製作所の株価が大幅 高。自動車生産台数が想定を上回ったほか、コスト削減効果も奏功し、 赤字を予想していた第2四半期累計(4-9月)業績は一転して黒字に なった。収益性の改善を好感した買いが先行している。

午前の株価終値は前日比13%高の1940円で、東証1部市場の上昇 率2位。一時は15%高の1983円まで上げ、8月4日以来の高値を更新 した。出来高は134万1900株と、前日の56万5300株をすでに大きく 上回った。

29日に発表した第2四半期決算で、連結純利益は17億6100万円 だった。従来予想は7億円の赤字だった。会社側によると、各国政府の インセンティブ政策により、エコカーの自動車販売台数が増加。トヨタ 自動車向けが売上高の約8割を占める同社は、ハイブリッド車「プリウ ス」の販売好調の恩恵を受けたという。

自動車販売台数の増加、コスト削減効果は継続するとして、2010 年3月通期予想も上方修正した。連結最終利益は従来予想比3.4倍の 94億円を見込む。

同社経理部の安藤勝英氏は「各メーカーによる在庫整理が一巡した ところに対策が打たれ、自動車販売台数が伸びている」と指摘。ただ、 「対策が切れた後の生産台数は再び減少に転じるのではという懸念もあ る」と話していた。

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