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日写印株が急騰、タッチパネル好調で上期業績上振れ-通期も増額期待

特殊印刷を手掛ける日本写真印刷 の株価が急騰。前日比12%高の4380円まで買われた。携帯電話向けタ ッチパネルが好調に推移し、上半期(4-9月期)決算は事前の会社計 画を大きく上回った。為替変動などを理由に2010年3月通期の業績予 想は据え置いたが、増額修正を期待した買いが膨らんだ。

上半期の連結営業利益は前年同期比43%減の77億円で、事前予想 を15億円(25%)上回った。円高によるマイナスの影響はあったが、 タッチパネルが好調に推移、ノートパソコン(PC)向けのIMD(加 飾転写フィルム)も堅調だった。

据え置かれた通期予想は、連結売上高が前期比1.7%増の1300億 円、営業利益が同22%減の128億円。同社経営企画部長の井上大輔氏 は「為替前提を1ドル95円から90円に変更したため、半期で約15億 円の営業利益マイナス要因になる」と説明した。償却費増や第4四半期 (1-3月)の不透明感なども据え置いた理由。

いちよし経済研究所の大澤充周シニアアナリストは「会社計画はバ ッファー(ゆとり)を持たせた数値で、営業利益は8億円程度の上振れ があり得る」とみており、同社株の投資判断を「買い」で据え置いた。 大澤氏は「収益は強固で、これから収穫期に入る」と述べ、株価の一段 高を予想していた。目標株価は7200円。

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