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パイオニア株4月半ぶり上昇率、赤字縮小で調達半減報道(Update1)

再建中のパイオニア株が一時 13%高の244円と急反発。6月9日の14%以来、ほぼ4カ月半ぶりの 上昇率を記録した。29日に業績予想の上方修正を発表、さらに30日付 の日本経済新聞朝刊が業績改善を受け、希薄化懸念を呼ぶ増資など資金 調達の目標額を半減させると報じ、経営環境の好転を評価する買いが優 勢となった。

午前終値は11%高の240円、売買高は968万株と、直近で最も多 い10月13日の1328万株を上回りそうな勢いだ。きょうの上昇で、投 資家長期売買コストを示す200日移動平均線を再び上回った。

同社は自動車関連事業への集中を通じ再建中で、29日の上方修正 は新興諸国を中心とする自動車販売回復などが理由。今回は通期 (2010年3月期)純損失予想を235億円圧縮して595億円とし、営業 赤字見通しも75億円減らした。

バイオニアは今期から計2年間でリストラや転換社債償還に400 億円が必要として、自動車国内2位のホンダを引き受け先とする25億 円増資で合意したが、全体的な調達策がまとまらず延期。12月末まで に進ちょく状況を公表予定だ。公的資金の受け入れも検討している。

日経報道によると、同社は回復基調を受け調達目標を200億円に 半減。公的資金活用は引き続き模索する。同社広報担当の村松俊次氏は 報道に関し「憶測記事と思われるため、コメントできない」と述べた。

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