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特殊陶株が続落、インテルとの取引終息へ-情報通信事業の先行き懸念

半導体パッケージ大手の日本特殊 陶業の株価が続落。米半導体最大手インテルとの取引を2010年3月期 いっぱいで解消することが明らかになった。半導体関連事業の縮小に伴 う収益悪化が懸念され、前日比2.4%安の981円まで下落。

特殊陶は29日の上半期(4-9月)決算発表時に「MPU用IC パッケージ大手客先との取引終息など懸念材料あり」と公表、米インテ ルとの取引を解消することを明らかにした。同社広報課の中島英次氏に よると、他の半導体メーカーとの取引は継続し、「半導体パッケージ事 業から完全に撤退することは現時点では考えていない」としている。

三菱UFJ証券の内野晃彦シニアアナリストは、「事業終息にまで 踏み切れればポジティブなのだが、当面は二番手メーカーとの取引が続 くため、相当規模を縮小しつつ固定費を抱えて事業を続けていかねばな らない。あまり良い話とはいえない」と分析している。

半導体パッケージ事業を含む「情報通信・セラミック」セグメント の今期売上高目標は前期比31%減の697億円。連結売上高(2330億 円)の約3割を占める。

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