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米財務長官:より厳格な金融監督法案を支持-下院委員会で証言

ガイトナー米財務長官は29日、 米議会に提出された大手金融機関を監視する金融監督法案について、 納税者に不当なリスクを与えずに米経済を守るための「制約付きの権 限」を政府に付与することになると語った。

ガイトナー長官は米下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、 「提案された破たん処理機関は、経営に失敗したいかなる銀行に対し ても米政府が無制限な支援を提供することを認めない」と指摘。連邦 準備制度理事会(FRB)や連邦預金保険公社(FDIC)の権限も 制約し、金融システム全体を守るため必要に応じて支払い能力のある 銀行だけを支援すると説明した。

下院金融委員会のフランク委員長(民主、マサチューセッツ州) が提出した法案についてガイトナー長官は、「大手金融機関によっても たらされたモラルハザード(倫理観の欠如)に対して包括的かつ協調 的な解答を示している」と述べた上で、「行き過ぎたリスク行動を防ぎ、 失敗から自らをより適切に守るよう金融機関に求めるものだ」と語っ た。

同長官によると、法案では「極めて特異なケースを除き」、経営に 失敗した商業銀行以外の金融機関に対しては破たん処理が「有力な手 段」としており、政府による追加救済の枠組みは盛り込まない。

同長官は金融システム上重要で、より厳格な監視が課せられる金 融機関のリストについては作成していないと述べた。

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