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米ブラックロックやTロウ・プライスなどTALF利用し債券購入

:米資産運用会社ブラック ロックやTロウ・プライス・グループが運用する投資信託は、最 大1兆ドル(約91兆円)規模のターム物資産担保証券ローン制 度(TALF)を通じて債券を購入している。6月に当局が示し た判断を受け、制度利用の道が開かれた。

Tロウ・プライスとブラックロックは7月、オッペンハイマ ーファンズは9月に、資産担保証券を購入する投資家に融資を提 供するTALFの利用を開始した。3社の社員が明らかにした。 投信はここ2カ月間当局への届出書で、TALFを通じた投資を 実施する可能性を明らかにしている。

グッゲンハイム・セキュリティーズの投資戦略担当責任者、 スコット・ブフタ氏(シカゴ在勤)は、こうした投信は信用リス クの大半を米金融当局に転嫁して損失を限定しつつ、商業用不動 産ローン担保証券(CMBS)への投資で15%以上のリターン を確保できる可能性があると指摘した。

米マサチューセッツ・ミューチュアル・ライフ・インシュア ランスの傘下にあるオッペンハイマーファンズの投資適格級債券 チーム責任者、クリシュナ・メマニ氏は「投資家として活用しな ければならない機会の1つだ」と述べた。

メマニ氏によると、オッペンハイマー・ストラテジック・イ ンカム・ファンド(運用資産82億ドル)は9月と10月にTA LFを通じて、額面約7億8000万ドルのCMBSを取得。購入 に際し、同ファンドは資産の約1%(約8200万ドル)を投じ、 それ以外はTALFを利用した。

投信は当初、借入金の利用を制限する証券法を理由にTAL Fの利用ができなかった。しかし、投信を運用するフランクリン ・リソーシズが6月、TALFの融資分類について米証券取引委 員会(SEC)を説得し、借り入れを拡大できるようになった。

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