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【個別銘柄】TDK、オリンパス、パイオニア、テルモ、鉄鋼、任天堂

材料銘柄の終値は以下の通り。

TDK(6762):6.4%高の5340円と急反発。一時7.2%高の 5380 円と、約半年ぶりの上昇率を記録した。日経平均株価の上昇寄与 度は1位。29日に発表した4-9月期連結営業利益は計画を5割超上 回った。前期から実施している構造改革の効果が顕在化してきており、 経営効率の高まりが評価された。

オリンパス(7733):9.2%高の2900円。デジタルカメラを中心 とした映像部門、内視鏡などの医療部門が改善傾向で、4-9月期の連 結営業利益が会社計画を大きく上回ったと、30日付の日本経済新聞朝 刊で報じられた。メリルリンチ日本証券が投資判断を「買い」に引き上 げたことも支援材料。TOPIX精密機器指数は5.2%高と、東証1部 33業種の上昇率トップ。

パイオニア(6773):前日比6.9%高の231円。上昇率は一時 13%と、6月9日(14%)以来ほぼ4カ月半ぶりの高さを記録した。 29日に業績予想の上方修正を発表、さらに30日付の日本経済新聞朝刊 が、業績改善を受けて春以降検討してきた資金調達の規模を半減させる と報じたことが材料視された。

テルモ(4543):4.3%高の4820円。主力のカテーテル(医療用 細管)を中心に心臓・血管領域の製品群が好調に推移、10年3月期業 績予想を増額修正した。世界各地域の医療現場で同社製品が受け入れら れている様子も分かり、今後の成長が期待された。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)は4.4%高の353円、JFEホール ディングス(5411)は3.4%高の3030円など上昇。新日鉄、JFEH D、住友金属工業(5405)、神戸製鋼所(5406)の鉄鋼大手4社の4 -9月期連結決算が29日までに出そろった。鋼材需要の落ち込みなど が響き、連結純損益は全体として赤字に転落したが、7月末時点より赤 字額は縮小。TOPIX鉄鋼指数は3.6%高で、33業種の上昇率2位。

任天堂(7974):3.6%安の2万3180円。10年3月期連結純利 益が前期比18%減の2300億円になる見通しと、29日に発表。従来予 想は3000億円。家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」の想定以上の販 売失速や値下げ、円高が響く。最終減益は04年3月期以来、6期ぶり。

住友信託銀行(8403):6.2%安の487円。前日に09年4-9月 期の連結純利益を従来予想の170億円から190億円に上方修正したが、 市場では、こうした好材料は織り込み済みとの見方が多く、逆に材料出 尽くし感が広がった。大和証券SMBC金融証券研究所は29 日付で、 投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に下げた。

アイチコーポレーション(6345):9.2%安の394円。国内ではレ ンタル業界向けが落ち込んでいる上、海外では欧州市場の低迷が続く見 込みのため、10年3月期の連結純利益予想を前期比80%減の6億円と、 従来計画と比べ18億円減額修正した。

日本ゼオン(4205):8%高の420円。世界最大手の液晶パネル メーカーが自社の液晶テレビ用の光学フィルムに日本ゼオンの製品を採 用すると29日に発表し、業績拡大への期待感が強まった。

ケア21(2373):11%高の9万6800円と急反発、4カ月半ぶ りの上昇率を記録した。化粧品メーカーのディーエイチシー(DHC) の吉田嘉明会長がケア21株を追加取得していることが分かり、同氏の 継続的な買いや、提携など新展開への発展の可能性を見込む買いが優勢。

原油関連:三菱商事(8058)は3.6%高の1977円。丸紅 (8002)や国際石油開発帝石(1605)なども上昇。第3四半期(7- 9月)の米実質国内総生産(GDP)が5四半期ぶりにプラス成長とな ったため、燃料需要が拡大するとの見方が強まった。

コマツ(6301):4.1%高の1818円。4-9月期の連結純利益 (米国会計基準)は従来予想比2倍の82億円に膨らんだ。前年同期は 1003 億円。日欧米市場で売上高は想定を下回ったが、固定費削減が進 み、貸倒引当金の戻し益が寄与した。

三菱電機(6503):0.2%高の706円。午後1時15分発表の4- 9月期(上期)決算発表を受けて乱高下。一時4.8%高の738円まで 上げた後、一転同0.7%安の699円まで売られる場面があった。固定 費削減の効果で、上期の連結営業利益は従来計画のゼロから157 億円 に変更。ただ、10年3月期(通期)の売上高予想を3兆3000億円と 従来から1300億円減額修正したため、先行き不透明感が強まった。

シークス(7613):制限値幅いっぱいのストップ高となる100円 (11%)高の1003円。09年12月期の連結業績予想を上方修正すると 午後零時に発表。家電や車載、情報機器の各事業分野で、部品や基板実 装品の出荷が増え、連結純利益予想は前期比9.5%増の25億円と、従 来計画と比べ6億円増額修正した。

鬼怒川ゴム工業(5196): 13%高の178円。同社はこの日午後1 時に、10年3月期の業績予想を上方修正すると発表。新しい連結純利 益予想は前期比2.3倍の17億円。従来計画は同31%減の5億円を見 込んでいた。グループ全体でコスト削減を進めたことが寄与する。

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